5位
54勝 75敗 1分
やばい...
村山実(52)
5位
54勝 75敗 1分
*順位は月末のもの
打率 | HR | 防率 | 盗塁 | 失策 |
.257 | 135 | 4.15 | 81 | 76 |
順 | 位 | 選手名 | 齢 | 打率 | HR | 点 |
1 | 二 | 和田豊 | (27) | .296 | 1 | 25 |
2 | 遊 | 平田勝男 | (30) | .137 | 0 | 6 |
3 | 一 | フィルダー | (25) | .302 | 38 | 81 |
4 | 三 | 岡田彰布 | (32) | .280 | 24 | 76 |
5 | 左 | 田尾安志 | (35) | .286 | 5 | 27 |
6 | 右 | 真弓明信 | (36) | .247 | 16 | 37 |
7 | 中 | 大野久 | (29) | .303 | 4 | 26 |
8 | 捕 | 木戸克彦 | (28) | .246 | 6 | 32 |
順 | 位 | 選手名 | 齢 | 防率 | 勝 | 敗 |
9 | 投 | 仲田幸司 | (25) | 4.66 | 4 | 10 |
*数字は1989年シーズンの成績
第2次村山阪神の2年目シーズン。
新外国人としてセシル・フィルダーを獲得。25歳と若い助っ人だった。
当たればどこまでも飛んでいく長距離砲という前評判のフィルダーだったが、キャンプでは変化球に大苦戦。スライダーをひたすら空振りする姿を見せつけられた阪神ファンは「当たると飛ぶけど全然当たらへんいつものヤツやん」とため息をついた。
ところがシーズン前のバッティングフォーム改造により一気に才能が開花。開幕からひたすらに打ちまくり、三冠王を取るかの勢いで活躍を続けた。巨漢の助っ人に甲子園は大熱狂。フィルダーを「右のバース」と呼び始めた。
そんなフィルダーだったが9月にアクシデントが発生。三振した悔しさで叩きつけたバットが手を直撃し骨折してしまった。これによりタイトル獲得を逃したが、ホームラン38本、長打率.628、OPS1.031と文句なしの成績を残した。
一方、投手陣でも助っ人が躍動。3年目のマット・キーオが15勝をあげた。だが、キーオが作った貯金は仲田幸司が全部打ち消す状況でチームは浮上できず。「マイク(仲田幸司の愛称)は貯金を食いつぶすダメ息子」なる記事を目にすることもあった。
フィルダー、キーオの両助っ人が活躍するも、気づけばこのシーズンも定位置のBクラス。最下位は逃れたものの首位巨人とは30.5ゲーム差の5位。54勝75敗の借金21でシーズンを終えた。
村山監督は6位、5位と結果を出せず。監督を辞任した。