阪神監督56年史


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和田阪神 3年目

2014

2

75 68 1

もうちょいやった

和田豊(51)

最終順位

2

75 68 1

*順位は月末のもの

チーム成績

打率 HR 防率 盗塁 失策
.264 94 3.88 55 85
選手名 打率 HR
1 鳥谷敬 (33) .313 8 73
2 大和 (27) .264 1 24
3 西岡剛 (30) .237 0 4
4 ゴメス (29) .283 26 109
5 マートン (32) .338 14 84
6 今成亮太 (27) .259 4 24
7 福留孝介 (37) .253 9 34
8 清水誉 (30) .107 0 2
選手名 防率
9 能見篤史 (35) 3.99 9 13

*数字は2014年シーズンの成績

和田阪神の3年目シーズン。

助っ人4人が全員活躍
開幕カードで前シーズンで活躍した西岡剛が福留孝介と激突し故障離脱という予想外のスタートとなった和田阪神だったが、助っ人たちがチームを引っ張った。

打撃陣では新たに加わったマウロ・ゴメスが、いきなり109打点をマークし打点王に。5年目のマートンは打率.338で首位打者となった。

投手陣では5年目メッセンジャーが最多奪三振のタイトルを獲得。抑え不在に苦しんでいた阪神だったが、韓国のストッパー呉昇桓(オ・スンファン)が守護神として躍動。藤川球児を上回る回転数のストレート、通称「石直球」を武器に最多セーブ王のタイトルを獲得した。

そんな助っ人4人の活躍でシーズンを通して上位争いを続けたが、終盤に失速。首位巨人に7ゲーム差の2位に終わった。

短期決戦の鬼、初のCS制覇
リーグ優勝には手が届かなかったが、クライマックスステージ(CS)では広島、巨人相手に5勝1引き分けの無敗で勝ち上がり、球団史上初のCS制覇を果たした。

翌日のスポーツ紙では和田監督のことを「光りの中から現れたのは短期決戦の鬼、和田豊」と報じた。このインパクト溢れる一節は未だに語られることも多く、「スパイス」と同様に和田監督を語る際によく使われるフレーズ。

そんな短期決戦の鬼による采配で出場を果たした日本シリーズ。ソフトバンクとの対戦となったが、移動日に和田監督は「全体練習なし」と前代未聞の完全休養を指示した。また「移動は各自で」とコーチ、スタッフらはバラバラで移動させたことも話題となった。

なお、日本シリーズは初戦を勝利したものの、その後は4連敗。1勝4敗と完敗に終わった。


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和田豊が監督

  • 2012 5
    55勝 75敗 14分
  • 2013 2
    73勝 67敗 4分
  • 2014 2
    75勝 68敗 1分
  • 2015 3
    70勝 71敗 2分

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