阪神監督56年史


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金本阪神 2年目

2017

2

78 61 4

もうちょいやった

金本知憲(48)

最終順位

2

78 61 4

*順位は月末のもの

チーム成績

打率 HR 防率 盗塁 失策
.249 113 3.29 70 82
選手名 打率 HR
1 高山俊 (24) .250 6 24
2 上本博紀 (31) .284 9 38
3 糸井嘉男 (36) .290 17 62
4 福留孝介 (40) .263 18 79
5 原口文仁 (25) .226 6 25
6 北條史也 (23) .210 3 20
7 鳥谷敬 (36) .293 4 41
8 梅野隆太郎 (26) .206 2 33
選手名 防率
9 メッセンジャー (36) 2.39 11 5

*数字は2017年シーズンの成績

金本阪神の2年目シーズン。

Bクラスに沈んだ前シーズンからの巻き返しを図る金本阪神。台頭してきた若手とベテラン選手との融合がカギとなる中、どのような選手起用を行うか。金本監督の采配に注目が集まった。

糸井嘉男が阪神へ
前年のチーム防御率はリーグ2位。ただ得点は5位と投高打低のチーム状況だった。このことからシーズンオフは攻撃陣の補強を重視。オリックスからFA宣言した糸井嘉男を獲得したほか、ドラフト1位で大山悠輔が入団。大きな戦力が加わった。

シーズンが始まると、前年に続き、若手選手の積極起用が続いた。開幕には高山俊(24)、原口文仁(25)、北條史也(23)らがスタメンに名を連ねた。そこに糸井嘉男(36)、鳥谷敬(36)、福留孝介(40)らベテラン勢が加わった新たな可能性を感じさせるオーダーとなった。

シーズン後半にはドラ1ルーキーの大山がスタメンとして出場。将来の4番候補は75試合に出場し本塁打7本をマーク。打線の核となる生え抜き選手の誕生にファンのメガネがほんのり光った。

桑原謙太朗が最優秀中継ぎ
投手陣では試合後半を担うセットアッパーとストッパーが大活躍。岩崎優、桑原謙太朗に中日からやってきた髙橋聡文らが繋ぎ、マテオ、ドリスらの助っ人ストッパーが締める勝ちパターンが完成した。

なお、セットアッパーとしてブレイクした桑原は最優秀中継ぎのタイトルを獲得。守護神のドリスは37セーブで最多セーブのタイトルを手にした。

矢野、伝説のジャンピングニーを放つ
7月には矢野コーチがデットボールをきっかけにバレンティンと乱闘。前年の金本監督による「パイプイス蹴り上げ事件」に続き、首脳陣の暴走が問題となった。

ペナント争いは開幕から上位をキープしたが、6月以降は広島が首位を独走。阪神は一度も首位には立てぬまま10ゲーム差をつけられ2位でシーズンを終えた。

2年契約を終えた金本監督だったが、若手の積極起用によるチームの活性化、今後の可能性が高く評価され続投が決定。新たに3年契約を締結した。


関連ページ

金本知憲が監督

  • 2016 4
    64勝 76敗 3分
  • 2017 2
    78勝 61敗 4分
  • 2018 6
    62勝 79敗 2分

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