6位
52勝 78敗 0分
べったや...
中村勝広(40)
6位
52勝 78敗 0分
*順位は月末のもの
打率 | HR | 防率 | 盗塁 | 失策 |
.252 | 135 | 4.58 | 73 | 90 |
順 | 位 | 選手名 | 齢 | 打率 | HR | 点 |
1 | 遊 | 和田豊 | (28) | .304 | 8 | 36 |
2 | 中 | 中野佐資 | (27) | .261 | 3 | 11 |
3 | 二 | 岡田彰布 | (33) | .265 | 20 | 75 |
4 | 一 | パリッシュ | (36) | .249 | 28 | 80 |
5 | 左 | 真弓明信 | (37) | .304 | 17 | 49 |
6 | 右 | 田尾安志 | (36) | .280 | 11 | 50 |
7 | 三 | 八木裕 | (25) | .250 | 28 | 66 |
8 | 捕 | 嶋田宗彦 | (28) | .150 | 2 | 10 |
順 | 位 | 選手名 | 齢 | 防率 | 勝 | 敗 |
9 | 投 | 中西清起 | (28) | 4.92 | 5 | 6 |
*数字は1990年シーズンの成績
中村阪神の1年目シーズン。
新監督して中村勝広が就任。6位、6位、5位と、この3年の間、上位争いに全く加わることができずにいる阪神をどう変えていくか。新監督の手腕に注目が集まった。
フィルダーの代わりはワニ男
前年に活躍したセシル・フィルダーが退団し、いきなり主砲を失った中村阪神。新たな助っ人としてヤクルトを退団したラリー・パリッシュを獲得した。「ワニを食べる男」として知られ、三振は多かったが前シーズンに42本を放ち、最多本塁打のタイトルを獲得した実績十分の助っ人。ファンの期待は高まった。
シーズンに入ると4番ファーストに入ったパリッシュはヤクルト時代と同様に長打を連発。三振は相変わらず多いものの、ホームラン、打点の二冠を独走し、チームを牽引。期待通りの活躍を見せた。
ところが8月に古傷の膝が爆発。「申し訳ないが、もうプレーできない」と突如引退を発表した。
パリッシュが抜けた4番には岡田彰布が入ったが、全盛期を過ぎた岡田ではカバーできず。一塁に入った第三の外国人ウィッグスは全く打たず。気づけばいつもの最下位に。
二人で借金15、絶望の投手陣
投手陣はあまりに酷い状況で、先発の猪俣隆(5勝11敗)、仲田幸司(4勝13敗)と目も当てられない数字だった。
結局、首位巨人に36ゲーム差を付けられ、ダントツの最下位。明るい兆しは何一つ見えず、まさに暗黒時代真っ只中だった。
ただ、この年、ドラフト5で西日本短期大学附属高から新庄剛志が入団。数年の後、チームの中心選手として活躍するが、それはまだかなり先の話。(本格的な新庄の出場は1992年から。)