阪神監督56年史


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矢野阪神 2年目

2020

2

60 53 7

もうちょいやった

矢野燿大(51)

最終順位

2

60 53 7

チーム成績

打率 HR 防率 盗塁 失策
.246 110 3.35 80 85
選手名 打率 HR
1 糸井嘉男 (39) .268 2 28
2 近本光司 (26) .293 9 45
3 マルテ (28) .252 4 14
4 ボーア (31) .243 17 45
5 福留孝介 (43) .154 1 12
6 糸原健斗 (28) .294 3 20
7 木浪聖也 (26) .249 3 25
8 梅野隆太郎 (29) .262 7 29
選手名 防率
9 西勇輝 (30) 2.26 11 5

*数字は2020年シーズンの成績

矢野阪神の2年目シーズン。

コロナ過で開幕は6月
新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい、様々なことが自粛、延期された。

プロ野球界も大きな影響を受けた。開幕は3ヶ月遅れの6月19日。開幕延期でシーズンの試合数は120試合に減らし行われた。

ベンチでは選手や監督コーチがマスクをし、客席は無観客。異様な光景の中、試合が行われた。

マスクが矢野監督らしさを奪う
マスクにより矢野監督のトレードマークである笑顔は封印され、パフォーマンスは自粛気味となった。前年の感情を爆発されるような振る舞いは消え、もの静かに行うガッツポーズは何とも切ないものがあった。

新守護神、現る
2020年シーズンは開幕から連敗が続く苦しいスタートとなった。これまでゲームの後半を支えたピアース・ジョンソン、ラファエル・ドリスの二人が退団したところに、抑えの藤川球児が戦線離脱しリリーフ陣が崩壊。リードを守りきれない試合が続いた。

そんなチームのピンチを救ったのはソフトバンクからやってきたロベルト・スアレス。それまではセットアッパーとしての起用が多かったが、前述のチーム事情からストッパーに転向。一気に才能が開花した。

その安定感は抜群で矢野監督も「スアちゃんにバトンを渡すのが僕の仕事」と全幅の信頼を寄せた。

コロナ感染で登録抹消が相次ぐ
ただ、選手やコーチがコロナに感染、濃厚接触者となり、相次いで登録を抹消された。ベストメンバーで戦えない試合が続き、気づけば巨人が首位を独走。結局、7.5ゲームと大きく差を空けられ2位でシーズンを終えた。

なお、今シーズンは交流戦、クライマックスシリーズが中止となった。(コロナの影響で開幕が6月と遅れ、日程的に開催が困難と判断された。)


関連ページ

矢野燿大が監督

  • 2019 3
    69勝 68敗 6分
  • 2020 2
    60勝 53敗 7分
  • 2021 2
    77勝 56敗 10分
  • 2022 3
    68勝 71敗 4分

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